この冬は積雪が多く、まだ山の上には雪が残っておりますが、2021年の田植えの準備が始まっております。
最初の作業は「浸種」です。
眠っているコシヒカリの種もみを13度の温水に浸けて酸素を供給しながら積算温度110度を目安に春がきたことを伝えます。
こまめな水の入れ替えや種もみを入れた袋の天地入れ替えなど、とても手間と目がはなせない大事な時間です。
1週間ほどで種もみは目覚め、今度は32度の温水に1〜2日間浸けて種もみに芽を出させる作業「芽出し」をします。
芽が出た苗を、「種まき」していきます。
お米のできの良し悪しは、苗のできにかかっています。「苗代半作」といって昔からいい苗ができれば、稲作の半分はうまくいったと言われています。
今年もおいしい「北魚沼の旬米コシヒカリ」をお届けしますので、楽しみにしていてください。